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小磯 仁著『海の太鼓 小磯仁詩集』が新聞各紙に取り上げられました

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◆〈喚ばないでくれ/喚びかけないでくれ/喚ばないでくれ〉こう始まる「挽歌」は、妻・恵三子さんに寄せたもの。心臓の病を抱えていた恵三子さんは自宅で様体が悪化し、2011年3月10日に病院で亡くなった。翌日、焼き場から骨つぼを抱いて帰ろうとしたとき、大地が揺れたという。東日本大震災が、喪失の記憶と重なることとなった。(中略)〈話では/死者は/現身が消えても/どこかに/居るらしい〉。        
 <朝日新聞」山梨版 5/10より抜粋>

◆山梨大名誉教授でドイツの詩人ヘルダリーン研究の第一人者、小磯仁さん=笛吹市在住=がこのほど『海の太鼓』(みやび出版)を出版した。作品を通し、物事の存在をどう捉え、どう受け止めていくのかを問いかけている。〈ぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつ ぶぶつ ぶぶぶつ ぶぶぶぶつ 吃音によってしか伝えられない一瞬の 有声文字 不可能の 吃音を 発音し 発声し 発話するよろこびに震える〉。「吃音の海」の章で、波打つ海をこう表現する。
海が吃音で、現実をアリバイとして伝えようとしていると小磯さん。「海は死者の言葉を代弁してくれているよう、お前は生きている、と」
 <「山梨日日新聞」10/17より抜粋>

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